iOS 9にアップデートする前に、先にiCloudのバックアップを削除しておいた方が良かったかも（解決後の追記あり）

2015/10/19 追記
　一連の状況が、いちおうの決着をみたので、記事を全体的に整理しました。

　半リアルタイムでダラダラと此処に書いていた追記は、記事の末尾に簡単なあらすじをつけて時系列順に並べてあります。

　冒頭で述べたように未確認なところからはじまった当記事ですが、いちおう Apple のサポートに問い合わせた上で個人的な結論を追加しましたので、もしどなたかの参考になりましたら。

補足：上記の iOS 8 から iOS 9 にアップデートした端末でも、時刻や iCloud 設定の「今すぐバックアップを作成」のタップをトリガーとして、iCloud バックアップ自体は普通に行える状態です。

　ただし、単に iOS 9 世代の新しいバックアップデータが作られるだけで、ゴミデータに占有された領域が開放される訳ではないので、容量が２重に消費されるだけ、みたいな状態になってしまうのです。

2015/10/10 追記
　残念なお知らせ。

　冒頭でも追記しましたが、案の定 Mac を El Capitan にアップグレードしても操作できませんでした。

　まぁ、そりゃそうだよね......

記事を公開した数時間後の追記：
　ということで、冒頭にも追記しましたが、自己解決しました！

　やはり、この記事に書いたことは、ほぼワタクシメの心得違いの戯れ言でしかなかったかも知れません。申し訳ないです。

　えぇとですね、つまり、上の内容を書いてから数時間後に確認したところ、いつの間にやら空き容量が回復していました。

　ま、まぁ？ 予想通りですし？

「一定期間が過ぎたら、なんやかんやで自動的に開放される可能性もあるような気はするのですが」って、元からちゃんと書いてましたしね？（震え声）

　そうですねぇ。iCloud ストレージの空きが回復したのは、iOS 9 にアップデートして、大体 1 日半くらい経ってからでしょうか。

　なので、同様に「あれ？ なんか、iCloud ストレージの空き容量が、一覧に表示されている容量の合計と計算が合わないんですけど！？」という現象に気付いてしまった方は、あまり慌てずに１、２日ほど様子を見て、自動的に回復するかどうか確認されるのがよろしいかと思います。

　ということで、表題に書いたように「iOS 9 にアップデートする前に、先に iCloud のバックアップを削除する」必要など無さそうです。

　いやー、アホな記事を書いてしまって、本当にスミマセン。

　公開した時間帯にも助けられ、この記事がほとんど誰の目にも触れないウチに、こうして事の顛末を追記できて良かったです。

　全くもってお恥ずかしい醜態ですが、同じように勘違いされたどなたかのお心を安んじることもあるかも知れませんので、記事自体はいちおう残しておきますね。

　あと、iOS 9 にアップデートした端末をそのまま放っておくと、次回に自動実行されるまでは iCloud バックアップが 0 KB のまま存在しない状態になってしまう可能性はありますので、空き容量が自動的に回復したくらいのタイミングで、歯車アイコンの「設定」アプリから、「iCloud＞バックアップ」で「今すぐバックアップを作成」した方が安心かも知れません。

　で、0 KB などではなく、きちんとサイズを伴った状態で iCloud にバックアップが作成されると、iOS 8 等の以前のバージョンの iCloud ストレージ管理画面でも、iOS 9 にアップデートした端末が一覧に復活して表示されるようになります。

　いやー、この記事、マジで拙速でしたね。ホント申し訳ない。

　まぁ、でも、なんかやっぱり、一時的に空き容量の計算が合わなくなったり、バックアップが 0 KB になったり、他の端末から見えなくなったり、挙動としてはおかしい気がしないでもないですけどぉ。

　もし、いつまで待っても空き容量が回復しない（計算が合わない）、という方がいらっしゃいましたら、念の為にウチで行ったことを申し添えておきますと、刺激を与える為に、比較的必要性の薄い他の端末の iCloud バックアップを削除してみたり、iCloud フォトライブラリの写真をいくらか削除したりしていました。あ、あと、対象の端末を再起動しました。

　まぁ、でも、おそらく特に関係が無いので、いつの間にやら回復することを、大人しく待った方が良いのではないかと思います。

上の追記を書いてから、さらに１日後の追記：
　んん～～～？？？

　一時は計算通りにきちんと空いたように見えていた筈だった iCloud ドライブの残り空き容量ですが、いま確認したら、なんか知らんけども、いつの間にやらいきなり激減していて、やっぱりまた 700 MB ほど足りなくなっちゃった気が......なんか、勘違いしてたのかなぁ。

　いちおう、ざっくり書いておくと、iCloud フォトライブラリが 1.4 GB、複数台分のバックアップが全部合わせて 2.1 GB、書類およびデータ＋メールが併せて 54 MB、なので、使用可能な容量は 5 GB 中 1.4 ～ 1.5 GB ほど残っている筈なのですが、現在の実際の表示は 774 MB となっています（一時は 1 GB 以上まで空き容量が回復していたのですが）。

　つまり、また 700 MB ほど足りない。

　この 700 MB って、上に書いた iOS 8 時代のバックアップか、もしくは「刺激を与える為に、比較的必要性の薄い他の端末の iCloud バックアップを削除して」空いた筈の領域と、ほぼ合致するような気がするんですよね～......

　う～ん、気のせいなのかなぁ。

　でも、どうあれ 700 MB は、誤差として切り捨てるには、ちょっと大き過ぎるよなぁ。

　なにかしらのシステム領域や作業領域として使ってる可能性もありますが、それならそうと伝えて欲しいというか。

　ていうか、iOS 9 に上げる前までは、ここまで一覧の合計と計算合わなくなかったと思うんですよね～。

　やっぱり、なんか、おかしい気がするなぁ......ブツクサ（懲りない）

　なんだか納得できないので、ウチでは本文に書いたように「iOS 9 にアップデートする端末のバックアップを iCloud から Mac（パソコン）に切り替えて削除」→「パソコンにフルバックアップを作成」→「iOS 9 で運用後、様子を見つつバックアップ先を iCloud に戻す」みたいなしち面倒臭い手順を踏むかも知れません。

　とはいえ、おそらく丸々無駄どころか、ひとつ間違えるとバックアップから復元できなくなる可能性すらある危険な行為だと思われますので、どうか皆さまは真に受けないようにお願い致します。

　まぁ、また何か分かったら追記します。

2015/09/26 追記
　もしかしたら、ちょっと分かったかも知れません。

　迂闊なことに、スクショ撮るのを忘れちゃったので、画像を貼り付けられずに申し訳ないのですが、iOS 9 への一連のアップデート処理の最後にですね、（位置情報のオン・オフを選択したりする、いつもの）簡単な設定を行うステップがありまして。

　んで、その途中で iCloud パスワードの入力を求められる場面があるのですが（「xxx@icloud.com のパスワードを入力してください」みたいな）、ここでパスワードの入力をスキップすることもできまして、そちらを選ぶと「スキップすると、iCloud のいくつかの設定（？）が処理されません。よろしいですか？」的なことを確認されます。

　まぁ、そのまま続行してもアップデート自体は完了するのですが、もしかしたら、そこでスキップを選択してしまうと、iCloud バックアップが 0 KB になったりするような、おかしな現象が発生してしまうのかも知れません。

　何故、そのように考えるのかと言うとですね、記事の本文で言及している、ウチで iOS 9 にアップデートした最初の１台目の時は、そこで「スキップ」を選択していたのですよ、そういえば。

　どうして、そのような愚行に走ったのかと言いますと、ログインしていない状態だと、どういった動きになるのか確認しておこう的な助平根性の発露といいますかなんと申し上げますか......あれ、これって自業自得？（笑）

　そんで、今回の２台目では、途中でハタと「ひょっとして、これが原因じゃね？」みたいに思い至りまして、スキップせずに iCloud パスワードをきちんと入力したという訳です。

　そしたら案の定、「iCloud の情報を引き継いでいます（すみません、スクショ撮るの忘れたので、文言は確実に違いますが、そんなような雰囲気の内容です）」的なメッセージが数秒の間表示されまして、そしてアップデート後に確認したところ、その端末の iCloud バックアップ容量は 0 KB になってしまうこともなく、きちんと引き継がれたようでした。

　そんな次第ですので、とりあえずいまのところは、iOS 9 へのアップデート処理の最後で、iCloud パスワードの入力を求められたら、素直に入力しておいた方がよろしいのではないでしょうか、と私からは申し上げておきます。

　まぁ、全然見当外れのこと言ってる可能性も高いですけど（笑）

　もしかしたら、今回問題無かったのは、この短期間で iOS が 9.0.0 から 9.0.1 に更新された影響かも知れませんし。

　いや、ほら、冒頭で申し上げたように、これ、無責任な居酒屋トークですし。判断は、皆さま個々人にお任せしますということで。

　もし、さらにもう一台、ウチでアップデートすることになったら（手持ちの何台かは、動作確認用に iOS 7, 8 のまま残しておかないといけないので、なかなか難しいところですが）、今度はまたスキップを選んでみて、どうなるか検証したいところですね。

　iOS は、一旦バージョンを上げてしまうと、気軽にダウングレードできないので、繰り返しの検証が難しいのが厄介なんですよねぇ......

もうちょい追記
　あっ、２台目の初回のバックアップ時に、iCloud バックアップが一旦 0 KB になってから、丸ごと作り直されてる。

　やっぱり、旧バージョンのバックアップは、そのまま引き継げないみたいですね。

　でも、こちらの場合は 0 KB になった時点で、ちゃんとその分の空き容量が増えていますから、やはり iCloud パスワードを入力した２台目の方は、いまのところ動き的には問題無さそうです。

2015/09/27 追記
　どうやら私は、何も分かっちゃいなかったようです。

　なんか知らんけど、深夜にまたしても「iCloud ストレージの使用量がもう少しで上限に達します」というメールが Apple から送られてきまして、「ハハハ、そんなバカな」と平静を装いつつ慌てて確認してみたら、昼間は 7～800 MB くらいあった筈の iCloud ストレージの空き容量が、一気に 322 MB まで減ってました。

　いや、違うんスよ。空き容量が減った分、バックアップかなんかの容量が増えていて、足し引きの計算が合ってれば、別に問題は無いのです。

　ところが、どうやらそうではない。

　iOS がワタクシメに語って聞かせるところによれば、iCloud フォトライブラリが 1.3 GB、全ての端末のバックアップの合計が 2.1 GB、その他の書類およびデータ＋メールが合わせて 54 MB だってのたまう訳ですよ（どれも、昼間と比べて目に見えて増減はしていない）。

　つまり、本来は 5 GB 中 1.5　～ 1.6 GB くらいは空いていても良い筈なのです。

　それが、たったの 322 MB。

　はあぁ？ 余った 1 GB 強は、いったい全体どこに消えちゃったの？

　またしても、触れもしなきゃ削除もできないゴミデータになっちゃったってこと？

　2 台目のアップデートは上手くいったように見えたんですが、ジツはそうではなかったんでしょうか。

　これもうわかんねぇな......

　真面目な話、これ不具合じゃないの？ 違うの？

　このまま毎日、訳も分からずガンガン空きが減ってくの？

　まぁ、どうせ無駄なアガキな気はしますが、少しでも空きを増やす為に、パソコンから icloud.com の「写真」で必要無い写真を削除したり（パソコンの方が複数選択→削除が楽なので）、上にも書いたように「設定」アプリの「iCloud＞容量＞（操作している端末）」から、アプリ毎に要・不要を判じて個別にバックアップをオフしたりするといいと思います。

　ウチでは、それらに加えて、ほぼ開発でしか使っていない端末の iCloud バックアップをオフにすることで、当座は凌いでいこうかと。

　でも、5 GB 中 1 GB 強もの領域が、理由も良く分からないままに使えなくなってしまっては、正直に言ってどうしようもありませんなー。

　これ......マジで、不具合の皮を被った iCloud ストレージへの課金誘導じゃねーの？

　いや、まぁ、もちろん冗談ですけど。

　連日の意味不明な挙動で、心が荒んでいます。品が無くて、すみません。

　ちなみに、iOS デバイスだと 2.1 GB と表示されるバックアップ容量の合計が、icloud.com で見ると 3.32 GB とか表示されるので、やっぱりバックアップと認識されている領域内の 1 GB 余りが、触れもしないし削除もできない状態になっちゃってるんでしょうねぇ。

　こう書くと、iOS の表示が間違ってるだけなんじゃないの？ と思われるかも知れませんが、iOS の表示は「端末毎の iCloud バックアップ容量の合計」とちゃんと一致しているのに対して、icloud.com の方は端末毎のバックアップ容量は確認できず、ひとくくりにバックアップとしてどんぶり勘定されており、おそらく総容量との単純な足し引きの結果でしかないっぽいので、認識できているバックアップ容量の合計値としては iOS の表示が正解だと思います（論拠の補強として、Mac でも内訳を表示可能なのですが、やはり iOS とほぼ同じく 1 GB 強足りない数字になります。逆に、認識外のゴミデータまで勘定する場合は、icloud.com の方が正しいと思われます）。

2015/09/29 追記
　最後の手段でバックアップを全て削除したら、やっぱり、触れないし削除もできないゴミ領域が 1.2 GB ほど出来ちゃってることが確定しました。

バックアップがひとつも無いのに 1.2 GB を占めているんだぜー、オーイエー

ちなみに、直前とさらにそのひとつ前はこんな感じ（実際は、さらに数台分削除してます）。
ご覧のように、バックアップを全て削除する前までは、見かけ上は順調にバックアップ容量が減っていたのです。つまり、左ペインのバックアップ合計値は単純な足し算の結果でしかなく、1.2 GB の存在は見事に無視されていることが分かります。

　予想通りと言いますか、本文に書いたように、iOS 9 にアップデートした端末の iOS 8 時代のバックアップが、ゴミデータとして残っちゃってるのかなー、と思います。

　iOS 9 にアップデートした iPhone だけ、あからさまに動きがおかしいですしね。

　その端末でのみ、何故か必ず iCloud バックアップの削除に失敗するし、他の方法で全て削除してから、再度 iCloud バックアップをオンにすると、その端末の「最新のバックアップ」の日付が iOS 9 にアップデートする直前になりますし（ゴミデータとして残っちゃってるバックアップの日付と思われ。限定的に情報が取得できるんでしょうね）。

　う～ん、「こうすれば、ヘンなゴミデータでも削除できるよ！」みたいなことを、快刀乱麻を断つが如くここで提示できればカッコいいんですが、すみません、さっぱり分かりません。

　ここまでくると、最初から書いているように「iOS 9 にアップデートする前に、先に iCloud のバックアップを削除」するくらいしか対処方法が無いような気がするのですが、それじゃもう遅いんですよね～......

　いや、バックアップを全て削除すれば、「あれっ？ バックアップに、なんかヘンなデータがある」って Apple のサービスが気付いて、自動的に削除されるんじゃないかと期待したんですよ。

　その為に、わざわざ iCloud バックアップ全部削除したんですし。

　でも、ダメでした。

　次に、経験則として iCloud バックアップは日本時間の深夜 1 ～ 2 時くらいになにかしらのタスクが動いてるっぽいので、そこで問題が解消されて領域が開放されることを期待して、１日寝かせて待ったのです。

　でも、ダメでした。

　やべー、このゴミデータ、多分もう絶対開放されないよ。

　iCloud フォトライブラリの「最近削除した項目」のように、30 日経ったら消える可能性も皆無ではないと思いますが......いやぁ、無いかなぁ。

　もうこれ、新しいアカウント作っちゃった方が早いかもなー。

　まぁ、果てしなく望みは薄いですが、どうにか出来たら別記事としてまとめようと思います。