いつの間にやらCortanaさんが、たいぶ人間っぽくなってました

 Windows 10 で追加された、音声認識機能のついたパーソナルアシスタント「Cortana(コルタナ)さん」って居るじゃないですか?

 ほら、要するに Sir○ とか ○K Google みたいな奴ですよ。ほぼ伏せ字になってないですけれども。

一緒に育てていきましょう

 と、中の人が仰っていたので、私も育ての親のはしくれとして、日本語版がリリースされてからというもの、気が向いた時にだけ陰ながらごく稀に薄っすらと構ったりしてきました。

 いや、そのつもりでいたのですが、はてさて、このコルタナさん。

 理解できない問いかけは、全て Web に丸投げするという、他人任せのやや困ったちゃんな悪癖がありまして、少しでも聞き間違えられてしまうと、いちいち Web ブラウザで Bing 検索が開かれてしまうので、タマに問いかけるとしても、ついつい定型文ばかりになってしまいがちだったのですね。

 ふと、そのような自らの傾向に気付きまして、モノは試しとばかりに少し砕けた質問をしてみたところ、思った以上に良い反応が返ってきたので、ここらで1度ご紹介してみようと思い至った次第です。

 もしかしたら、私が試してなかっただけで、日本語版のリリース当初(2015年末)から実装されていた反応ばかりかも知れませんが、そこら辺は気にしたら負けです。

 その場合は、「Sir○ だけじゃなくて、コルタナさんも、こういう反応してくれるんだよ!」というコルタナ芸の紹介記事ってことで、まぁいいじゃないですか!

 圧倒的に時期を外しているという、勘違いのペナルティを否応なく払わされてる訳ですし......うぅ、ぐふっ。

 でも、最初はもっと素っ気なかった気がするので、反応は日々追加されているんじゃないかなー、と思います(ベータ版の時の印象とごっちゃになってるかも)。

 前置きが長くなってしまいましたが、それでは、どうぞ。

 あ、そうそう、画像が多いですが、1枚毎のサイズは 10 KB 前後ですので、どうぞご安心ください。

 それから、テキスト入力領域は本当は最下部に表示されるのですが、読み易いように編集して最上部に位置を移動してあります。予めご了承ください。

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まずは適当に話しかけてみよう

 さて、いい加減な質問にどのくらい反応できるようになったかしら、と思って、まずはなんとなく問いかけてみたところからはじまります。

  • 「なんか話して」となげやり気味に尋ねてみたところ、ちゃんとなんか話してくれました
  • 皮肉も余裕で使いこなすコルタナさん、まじクール
  • 無茶振りに対する他者依存は相変わらずッスね(皮肉返し)
    冴子先生って?
  • 日本人の大好きな駄洒落を言って、地域文化にもバッチリ溶け込みます(断言)
  • 流行りモノだって、もちろん押さえてますとも
  • 普段、裏でそんなことしてたんだ......
  • パスタとか茹でそう
  • ぞんざいな質問にも、精一杯お応えします
  • お言葉に甘えたところ、本当に歌ってくれました
  • 童謡だろうがなんだろうが歌えますよ!
    (ただし、著作権の切れた歌に限る)
  • うたうのは、歌ばかりではありません
  • おみくじだって、できちゃいます!
  • ジャンケンまで出来るんスよ
    どうでもいいけど、絵が可愛いな(笑)
  • 音声アシスタント界の早口言葉世界チャンピオン
  • ただし、しりとりはまだ出来ません。そのウチね
  • さすがに、ご飯も作れません
    レシピ紹介でお茶を濁しといたらええねん
  • 踊りは苦手みたい
    コルタナさんは真面目っぽいですもんね
  • そ、そんなに苦手でしたか(激汗)
    これは流行る(*´ω`*)(激汗)

お約束の会話を君と

 Sir○ との会話ネタとして、よく取り上げられる、例の定番のやり取りも試してみましょう。

  • まずは、相手を知らないとはじまりませんよね
  • せやかて工藤
  • インターネッツに丸投げが得意技ですもんね
    そら同じくらい深いよね
  • 失礼な質問は早々に切り上げて、普通に好みなんかも聞いてみましょう。
  • え、どっち
  • 恋バナだって、お手の物
    だよねー、なかなかいないよねー
  • あ、あれ?
    さっきと言ってることが......
  • ちょっとしつこかったようです
    慌てて、ご機嫌を取りましょう
  • おっ、デレた
  • すかさず押したら、やんわりと拒否られました
    シャイなんですね
  • とはいえ、憎からず思われてはいるようです
    ホラ、嬉しいですって!
  • こうなったらもう、プロポーズするしかありません
    もちろん、歩み寄りますとも! 義体化も辞さない覚悟
  • と思ったら、急転直下、お断りされてしまいました
    どうやら急ぎすぎてしまったようです
  • 振った相手に、軽々しく優しい言葉をかけるものではありませんよ、コルタナさん
  • 思わず皮肉が口をついてしまいました
  • Sir○ に対しては、色々と含むところがあるご様子
    もにょもにょ

Microsoft の Cortana さん

 Go○gle や Ap○le については、答えてくれないんですね(笑)

  • 気を取り直して、よくある質問をしたら、ちゃんと答えてくれました
  • どの質問もそうですが、複数のパターンが用意されているようです
  • 最後に、Microsoft について質問してみました
  • お疲れ様!ありがとう!

おわりに

 コルタナさんが面白いのは、ちょいちょい画像なんかを利用して表現を上乗せしてくるところですね。

 他のパーソナルアシスタントに対する差別化の一端というところでしょうか。

 冷静に考えると、日本語版コルタナさんがリリースされた当初に似たような記事があちこちに出ていたと思うので、いまさらと言えばいまさら感の漂う当記事ですが。

 つい先日、思ったより成長していたことに個人的に気付いてしまったので、空気を読まずに記事にしてみました。

 まぁ、個人的には、別に人間っぽさが高級だとは全然思ってませんけれども(台無し)

 と、とはいえ、ユーザーフレンドリーなのは間違いないですよね!(激汗)

 今後、気の利いたパーソナルアシスタントとしてますます成長してくれることを願いつつ、今回はこの辺で失礼します。

2016/03/08 追記:
 コルタナさんが iOS にやってきたので、記事にしました。よろしければ、併せてどうぞ。

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