無効にした Hyper-V を有効に戻すコマンド

 Windows 8 以降は、サーバーOS じゃなくても Hyper-V が使えるようになりまして、私もとても便利に利用しています。

 ただ、Hyper-V が有効になっていると、代表的なところでは Android SDK のエミュレータが動かなくなったりと、様々な仮想環境の動作に影響が出るので、それらと共存させる為に一時的に無効化したいケースがあります。

 で、実際に無効にしたはいいものの、有効に戻そうとした時にちょっとだけ困ったので、同じように困った人がピンポイントで辿り着けるように、覚え書きとして残しておきます。

 ちなみに、今回の記事は前提を把握している人向けですので、細かい説明は省きます。ご了承下さい。

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まずは無効にする

 Hyper-V を無効化するには、管理者としてコマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行します。

bcdedit /set hypervisorlaunchtype off

 設定は、再起動後に反映されます。

Hyper-V を有効に戻す

 で、ですよ。

 無効にするパラメータが「off」だったので、有効に戻す場合は当然「on」だろうと決めつけてしまったんですね。

 そうしたら、「指定された整数データは有効ではありません」とか怒られてビックリした、みたいな。

思い込みって怖い

 Hyper-V を有効に戻すには、以下のように「auto」を指定します。

bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto

「この操作を正しく終了しました。」と出力されれば成功です。

 コマンドを実行した後は、Windows を再起動してください。

おわりに

 ちゃんと確認しないとダメですね。

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