iOS 10 なら、半角・全角の判別が難しかった変換候補が見分けやすくなります

 今回は、他愛もない雑談になります。

 さて、いわゆる文鎮化問題で、リリース早々出鼻を挫かれた格好の iOS 10 ですが。

 気付いたらバージョンが 10.0.1 に上がっており、どうやら速攻で対処された模様。

 ままま、ここまで大規模になってしまった OS のメジャーアップデートともなれば、むしろ問題が発生しない方がおかしいというものですから、「毎度お騒がせしております」てなモンでして、いちいち目くじらを立てるほどのことでもありませんよね。

いや、まぁ、毎回これだと「安定するまでは更新を止めておこう」と様子見する人が増えて、OS バージョンのフラグメンテーションが発生しやすくなってしまうので、ホントは歓迎できませんけどね......(ボソ)

 ともあれ、メジャーアップデートの度に「遅くなった」「短くなった」と文句を言われるアプリの起動速度やバッテリーの持続時間も、今回の iOS 10 に関しては、前バージョンである iOS 9 と遜色ないようです。

 また、Apple 様が「iOS 10 は今までの iOS の歴史の中で最大のリリースです」と(毎回)自ら豪語していることもあり、派手な変更点ばかりに目を奪われがちですが、一見すると iOS 9 と然程変わらないように思えて、ジツはなかなか気付かないような細かいところまで目配りをした仕上がりになっているようです。

 それを象徴する、と言っては少々大袈裟ですが、細かい気遣いが感じられるちょっとした変更点について、ここで雑談的に紹介してみましょう。

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どんな変更か

 まぁ、表題に書いた通りなのですが。

 iOS 10 では、例えば「((」のような、どちらが半角でどちらが全角か、ぱっと見ただけでは判別しにくい変換候補が、見分けやすくなりました。

 以下、画像で確認してみましょう。

  • iOS 9.3 だと、変換候補の表示はこんな感じ
    使っていると何となく見分けられるようになりますが
    ぱっと見だとカッコの半角/全角の判別に難儀します
  • 対して、こちらが iOS 10 での表示
    「全」という上付き文字が追加されたことにより
    どちらが全角かより分かり易くなりました

 いや、まぁ、今回のネタ、これだけなんですけどね。

 OS やキーボードアプリによっては、とっくに対応されていたことなので、いまさらに思う方も多いような気もしますが、なんにせよデフォルトキーボードの日本語まわりが便利になるのは良いことです。

おわりに

 iOS 10 になって、アプリ切り替え時のアイコンのズームにディレイがかかるようになったことに、若干の気持ち悪さを感じていたりします(笑)

 まぁ、単に慣れの問題でしょうけれども。

 あと、より機能的になった通知や Today は、ロック画面でも積極的に表示されるようになったこともあり、見易さを優先したのは分かるのですが、Apple 様らしくもなくちょっとダサ......いや、なんでもないです(でも、あそこだけ世界観が違う感じしますよね)

 ということで、今回はこんなところで失礼します。

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