電子書籍のコミックを、ぐーたら寝っ転がりながら快適に読む為には、タブレット端末が必須です(別に専用機にする必要はありませんが)。
そこで、ひとつ前のエントリで書ききれなかった、少し気になっているタブレットの中から、比較的コストパフォーマンスの高いものついて、いくつかご紹介してみたいと思います。
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Kindle Fire HD 8.9
まず、「Kindle Fire HD 8.9 タブレット (2013年2月モデル)」の16GBが、通常より4,000円OFFの安売りをしているようです。
キャンペーンを謳ってはいますが、下の価格チャートを見ても分かるように、事実上の価格改定みたいになっているので、2013年2月モデルということもあり、今後も元の値段に戻ることはないんじゃないでしょうか。
- 気になる点
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- 8.9インチは寝っ転がってぐーたらマンガを読むには、個人的に少し大き過ぎる
- ストレージが16GBなのは、若干心許ない(けど、32GBだと価格が29,800円に跳ね上がる)
- OSがFireOSというAndroidのカスタムOSなのでクセがある(Google Play等が使えないので、もろもろのAndroid情報サイトが利用し辛く、「Amazonしか使わないぜ!」と心に決めている人以外、特に初心者にはお勧めし難い)
先日一瞬だけ、さらに3,000円安い17,800円まで下がったみたいなので、またそこまで下がるのを待ってもいいかも知れません(新型が出る時期が狙い目です)。
追記:
すみません、既に先月末(2013/11)に新型のKindle Fire HDX 8.9が出てましたね(汗
解像度がさらに上がって、上で紹介している前機種とは比べ物にならないくらい軽くなりました。231 x 158 x 7.8mmの374gなので、iPad mini retinaとiPad Airのちょうど中間くらいのサイズ感と重さですね。
画面 | 解像度 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 | |
---|---|---|---|---|---|---|
iPad mini Retina | 7.9インチ | 2048 x 1536 (326 ppi) | 200mm | 134.7mm | 7.5mm | 331g |
Kindle Fire HDX 8.9 | 8.9インチ | 2560 x 1600 (339ppi) | 231mm | 158mm | 7.8mm | 374g |
iPad Air | 9.7インチ | 2048 x 1536 (264ppi) | 240mm | 169.5mm | 7.5mm | 469g |
個人的には、8.9インチはゴロ寝しながらマンガを読むにはちょっと大きいですが、ものすごく軽いのであまり気にならないかも知れません。7インチより広い画面で読みたい、でも10インチは大き過ぎる、という方にはオススメかも。
ここでの比較は、本来は7インチ前後の端末同士でするべきなので、Kindle7インチの新旧モデルの紹介も追加しておきますね。
あと、7インチ版とNexus 7 2013を加えた比較表を新記事にしましたので、よろしければそちらもどうぞ。
ZOTAC Tegra Note 7
続いて、グラボメーカーとしてお馴染みのnVidiaから出たZOTAC Tegra Note 7です。
これ、凄い速いらしいです。Nexus 7 2013と比べて、ベンチマークで150~200%くらい出すみたい。ペンもついてます。
・ZOTAC Tegra Note 7 は12月4日発売、筆圧感知もできるペン対応 7型Androidタブレット
こちらは7インチですし、コストパフォーマンスも本当に申し分ないんですけど。。。惜しいことに、画面解像度が1280 x 800なんですよね。まぁでも、電子書籍ストアによっては、元々のデータの解像度がそもそもあんまり高くなかったりするので、精細さにそれほど重きをおかないのであれば、アリな選択肢だと思います。
けど、これは電子書籍よりはゲーム向きなんですかねー。
あとこれ、アメリカだと$199で売ってるんですよ。つまり、少し前の為替レートなら定価で19,800円、店頭価格で16,800円くらいまでいけたかも知れないのに。。。1個人消費者としては、円高の方が色々よかったなぁ。税金も上がるし、ホントいいことないなぁ。。。って、それはともかく。
ちなみに、最も高精細なデータを提供している電子書籍ストアは、いまのところ紀伊國屋のKinoppyらしいですよ。
・アップル「iPad mini Retinaディスプレイモデル」で電子書籍を試す
各ストアアプリは、解像度なんかの情報をアプリ内で本ごとに確認できるようにして欲しいです。
多分、2014年くらいから、どのストアでもデータのRetina対応をすると思うんですけどね。時代遅れになっちゃいますし(ここでは便宜上「Retina対応」と呼称していますが、ようするに高精細対応です)。
ただ、Retina対応となると、1冊の容量が跳ね上がっちゃうんですよね。Retina未対応と思われる現状のデータで、大体1冊30~50MBなので~...ああ、私、Kinoppyでは小説しか持ってませんでした。比較できないわ。だって、あそこコミックの品揃えが極端に悪いんだもん。
「ちなみに」以降が長くなり過ぎるので、この件については別項に譲ります。
ただ、私自身は割りと読めればいい派なので、現状の解像度でもそれなりに満足していたりしますが、デバイス自体は高解像度のものを買っておいた方が、ストアが対応した時にすぐに恩恵を受けられるので良いかな、と思っています。
私のような適当な人間と違って、特にヘビーユーザーになるほど画質を気にする人は多いと思いますので、各ストアは早々に高精細対応することをお勧めします。来年辺りから、電子書籍利用人口のさらなる増加に伴い、画質でストアを選ぶ人が相対的に増えそうな気がします。
既に電子化してしまった分まで対応するのは難しいと思うので、これから発売する本のみ対応すると割り切ったとしても、今のタイミングがギリギリじゃないでしょうか。これ以上普及してからでは手遅れだと思います。
Acer ICONIA W4-820
最後は、AcerのICONIA W4-820です。
前回、今回と紹介してきた他のタブレットと違って、これはWindowsタブレットです。
- 頑張ってる点
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- 搭載OS:Windows 8.1
- Microsoft Office Home & Business 2013搭載
- ストレージが64GB(Windows端末なので32GBでは足りないです)
- Windows端末にして、最大約10時間駆動
- これだけ詰め込んで415g
- そして、販売価格が4万円台前半
このように、めっちゃ頑張ってると思います。
この端末は、電子書籍用というよりは、もし近々にWin8.1タブレットが必要になることがあったらこれにしようと思っていたのであげてみました。
紹介しておいてなんですが、Windowsタブレットって電子書籍用の端末としてはどうなんでしょうね。使い難そうなイメージしかありませんが。ストアアプリ無さそうだし。PC版を流用しちゃうと、操作性悪いだろうし。そんなことないんでしょうか。今度、調べてみないといけませんね。でも、最近デバイス買い過ぎなので、もう余裕がありません。どなたか、買い与えてくださいませんか。
ともあれ、できるだけ安価にWinタブを手に入れようと思ったら、現時点(2013/12)ではこれがファーストチョイスになるのではないでしょうか。
(追記:あー、でも、Winタブを試したいだけだったら、やっぱりSurface 2ですかねー。Iconiaと同価格帯はRTになっちゃいますけど、タブレットとして試したいだけなら。。。でも、RTだと出来ること少なくて魅力半減だから、やっぱり無いかなぁ。ハードとしては素晴らしいんですけどね)。
追加:Lenovo Miix 2 8
すみません、Windows 8.1タブレットだったら、こっちもですね。
上のAcer Iconia W4-820と全く同じと言って良いスペックながら、重さは350gと65gも軽いです。ここまでくると、iPad mini Retinaより20g重いだけですね。Winタブとしては、驚異的な軽さです。
Iconia W4-820とはCPUやメモリ、液晶サイズや画面解像度、搭載しているセンサー類やバッテリ持続時間のカタログスペックまで同じで、その上価格まで同程度、仕様を見る限り違うのはmicroSDXCカードやMicro HDMI等のインターフェイスが削られてることと、カメラがIconiaの方が少し良さそうなことくらいでしょうか?
軽さは正義なので、その点を考慮すると、こっちですかねー。
ベゼル幅も狭く見えますし、デザイン的にも私はこちらの方が好みかなぁ(デザインで言ったらSurfaceになっちゃいますけど)。実機でどう見えるか、手触りはどうなのかは分かりません、すみません。
お粗末さまでした
ということで、個人的に気になっていた端末を3つ(追加を含めて4つ)ほどあげてみました。
まぁ、でも、今の時点で電子書籍用にタブレットを買うとしたら、やっぱり前回紹介したNexus 7 2013かiPad mini Retinaのどっちかかな!
え、なにその〆