iOS の英語キーボードで入力を大文字固定に出来なくなった場合の設定方法(Caps Lock)

 前回前々回と、iPhone 6s の新機能(というか 3D Touch)について触れてきた訳ですが、そんな iPhone 6s を使ってしばらく、ハタと気付いたことがありました。

「あれ、英語キーボードで、Shift(上矢印)キーをダブルタップしても、入力が大文字固定(Caps Lock)にならないぞ?」

 まぁ、後から考えると、私が勘違いして勝手に機能をオフにしてしまい、それをすっかり忘れていただけであろうと思うのですが、当初は iOS 9 から英語キーボードの仕様が変わって Caps Lock が出来なくなってしまったのかと思い込み、しばしそのまま放置していたのです。

 でも、スマホを使っていると、案外と大文字アルファベットを入力する機会は多い訳でして。

 なので、どうにも使い勝手が悪い。

 パソコン出身者にありがちですが、モバイル端末であっても英語は QWERTY キーボードで入力する癖がついてしまっているので、なおさらです。

 で、「こんなモン、絶対どっかに設定がある筈だ」と業を煮やして解決したので、いちおう記事にしておこうかと。

 英語キーボードで入力を大文字固定(Caps Lock)にできることをご存じない方も稀にいらっしゃるようなので、そちらも含めて、もしどなたかのお役に立ちましたら。

スポンサーリンク

読み込み中です。少々お待ち下さい

どんな機能か

 まずは、どんな機能であるのかを、簡単に見ておきましょう。

これが、英語キーボードの通常時の状態です

 通常時の英語キーボードの入力は小文字のアルファベットになっていますが、上矢印(Shift)をタップすると大文字を入力することができます。

 ただし、1 文字入力すると小文字の入力に戻ってしまうんですね。

上矢印をダブルタップすると、こうなります

 大文字を連続して入力したい場合は、上矢印をダブルタップすると、このように Caps Lock 状態となり、続けて何回でも大文字を入力できるので便利です。

 ところが、少し前までのウチの iPhone 6s は、上矢印をダブルタップしても、何故か Caps Lock 状態にならなくなってしまったんですね。

 設定を適切に変更することで、それを何とかしたい、というのが、この記事の主旨になります。

設定方法

 そのような設定が存在することを知ってさえいれば、変更の手順自体は非常に単純です。

  1. 歯車アイコンの設定アプリまず最初に、ホーム画面で歯車アイコンの「設定」アプリをタップします。
  2. 「一般」をタップ
  3. 「キーボード」をタップ
  4. 「Caps Lockの使用」スイッチをタップしてオン(緑)にする

 以上です。

 そのものズバリの設定項目ですね(笑)

おわりに

 iOS 9 になって、「Caps Lockの使用」のデフォルト値がオフになったとは考え難いので、勘違いして自分でオフにしちゃってたんでしょうねぇ。う~ん、覚えがないなぁ。

 ともあれ、うっかり同じことをしてしまった方の、お役に立ちましたら。

 ところで、パソコンですっかり慣れちゃってるので、英語はやっぱり QWERTY が入力し易い訳ですが、そろそろ上に数字キーをつけるオプションを用意してくれないかなぁ、と思いませんか?。

こんな感じで

 数字を入力する度に、いちいち英字と切り替えるのが面倒なんですよね。

 ホラ、パスワード入力の時とかも、めんどくないですか?

 いままで以上にキーボードが画面の表示領域を占めてしまうのが問題なのであれば、上の画像のように「英語の場合は予測変換をオフ」にした場合に限定しても良いですから。そしたら、占有領域としては同じじゃないですか。

 あ、もちろん上矢印(Shift)を押した時は、数字は記号に切り替わる仕様でお願いします。

 実装してくれたら、入力がかなり楽になるんだけどなぁ。

 サードパーティ製のキーボードを使えばいいじゃん、と言われるかも知れませんが、純正ですら遅い場合があるのに、サードパーティ製だとキーボードの呼び出しにさらに時間がかかるんですもん......しかも、良く落ちるし。

 できれば、純正で対応して欲しいです。

この記事をシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Share on Google+
  • この記事についてツイート
  • この記事を Facebook でシェア

「Tips」カテゴリの関連記事