いきなり iPhone 6s の電源が入らなくなって心底吃驚した話

 実際に、つい先程のことになりますが、まだ充電に余裕があると思っていた iPhone 6s が、気がついたら電源が落ちており、電源ボタンを押してもウンともスンとも反応しないという現象に出くわして、心底震え上がりました。

 このような報告が上がっていることは承知していたのですが、まさか自分の身に振りかかるとは。

 いやー、焦った焦った。

 死ぬかと思った。

 ということで、既にインターネット上に沢山あげられている同種の報告に、補足としてウチのケースも追加しておこうかと思います。

 もし、同じ現象に出会ってしまった方の一助になりましたら。

2016/12/11 追記:
 最近、一部で話題沸騰中の「iPhone 6s のバッテリが通常よりも早く劣化して、バッテリー残量が例えば 50% 前後というくらい充分にも関わらず、使用中に突然シャットダウンしてしまう等の現象を引き起こす」問題(長い)については、この記事とは別の問題ですので、お手数ですが以下も参照してください。

スポンサーリンク

読み込み中です。少々お待ち下さい

まず、することは

 ん? あれ? 電源ボタンを押しても、スリープが解除されないないぞ?

 お手元の iPhone が、突然そんな風にスネてしまったら、果たして人は、まず最初に何をすべきでしょうか。

 そう、Lightning ケーブルで、外部の電源と接続しますよね。

 ジツは、単なる充電切れに過ぎないかも知れませんし。

 続いて、多少なりとも充電されるのを待ってから、おもむろに電源ボタンを長押しします。

 充電が切れて電源が落ちていただけなら、これで復活する筈です。

 でも、今回の私のケースでは、ダメでした。

 全く反応がありません。

 そこで、冒頭で引用した記事でも言及されている、電源ボタンとホームボタン(iPhone 7 以降の場合は音量を下げるボタン)を同時に 10 秒ほど長押しする、強制リセットを試みます。

(普段は、この方法で再起動してはいけません。詳しくは、本家のヘルプをどうぞ)

 敬虔な信徒の如く、まさしく祈るような気持ちで、2つのボタンを押したまま待つこと数秒。

 つ、つきました!

 復ッ活ッ! iPhone 6s 復活ッッ!!

 はぁ~、良かったぁ~......

 いや、ホントにこれ iOS が原因なんだとしたら、心臓に悪いので、マジ勘弁してくださいよー、Apple 様ぁ。

強制リセットでもダメな場合は

 ウチでは運良く強制リセットで問題無く直りましたが、長時間に渡って確実に充電したにもかかわらず、いくらボタンを長押ししても全く反応がない場合は、まずケーブルの断線を疑ってみましょう。

 手元に他の Lightning ケーブルがある場合は、そちらを使って充電してみてください。

 昔使っていた iPhone など、正常に動作する Lightning 対応端末を別にお持ちであれば、そちらに接続して通電していることを確認してみるのも良いでしょう。

 同様に、充電アダプターやコンセントも疑った方が良いですが、ほとんどの人は電流チェッカーを持っている訳でなし(ちなみに、私も持ってません)、メインの iPhone 以外に Lightning 端末を所持していなければ、通電を確認することも出来ないので、調べたところで良いのか悪いのか、あまり判断がつきませんよね。

 ですので、次は PC をお持ちでしたら、それと接続してみましょう。

 iTunes がインストールされていればベストですが、そうでなくても端末が生きてさえいれば、ドライバーのインストール等、何かしらの反応があるかも知れません。

 Mac であれ Windows であれ、パソコン側で反応があったら、できればそのまま iTunes でバックアップを取りましょう。

 1時間以上充電しても駄目、パソコンにつないでもダメ、電源ボタンを長押ししても、電源ボタン+ホームボタンを長押ししても、とにかく何も反応が無い場合は、端末を購入したキャリアやお店、または Apple サポートに相談した方が良いかも知れません。

この現象って......

 まさかとは思いますけど、唐突に電源断が発生するこの現象って、こっち問題とはもちろん無関係ですよね?

 いやー、ウチの iPhone 6s、残念ながら相対的に性能が良くないとされている方の Samsung 製なんですよー......

 特定の性能を計ることに特化したベンチマークではなく、通常の使い方であれば 2~3 % の差しか生じないという公式見解もありますが......

 でも、こっちの記事を見ても、差があるようにしか思えないんですよねぇ。

 だって、最近のスマホアプリだと、CPU をぶん回すようなケースって割りとあると思うんですけど。

 こんな次第で、ただでさえネガティブ入っていたところに、今回の電源断ですので、A9 チップの違いによって電源断が発生し易いとかあったら嫌だなぁ、とか思わず考えてしまいました。

 あ、もちろん下衆の勘繰りですので、真に受けないでください。

 あくまで気分の問題であって、根拠も何もありませんから。

 でも、スカ掴まされたみたいで、やっぱり気分は悪いですよね(笑)

 ちなみに、このアプリを使うと、自分の iPhone 6s (Plus) の A9 チップがどちら製か分かるそうです。

 判別できるアプリは他にもいくつかあるようですが、この問題を最初に報じた記事で紹介されていたこともあり、多分いま一番出回ってると思われます。

Model が N66mAP / N71mAP なら TSMC 製
N66AP / N71AP なら Samsung 製だそうです

2015/10/21 追記
 その後、数日経ってから立て続いて公開された、別角度からの記事も紹介しておかなくては不公平でしょう。

 特に心配する必要は無いそうです。良かったよかった。

 でも、この問題が表面化する前から、別になんも大したことしてないのに iPhone 6s がやたら熱くなぁ、と個人的に思っていたので、いまいち火消し記事という印象が拭えない(笑)

 今日もまた、いきなり電源断する現象が再発しましたしね......

おわりに

 そうでなくて本当にホッとしましたが、もし今回 iPhone が突然ぶっ壊れていたらと考えると、想像していた以上にヤバいですね。

 いや、だって、ウチでは 2 段階認証で使っている Google Authenticator も、既に iPhone 6s の方に移しちゃってますからね。そら、急に動かなくなったら、もう大変ですよ。

 うーん、でも、いきなり動かなくなることって、そういえば十分にあり得ますよね。

 落として壊すことだってありますし。

 やたらとクラウドと繋がっている今だからこそ、たとえ個人であっても、普段からそれを考慮した可用性や冗長性について考えておかなきゃいけないのかも知れません。

 なんて、喉元過ぎればなんとやらで、明日には忘れてそうですけど(笑)

 てやんでー、個人でそんなこと考えてられっかー(なげやり)

この記事をシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Share on Google+
  • この記事についてツイート
  • この記事を Facebook でシェア