iOS の設定アプリの「一般」>「アクセシビリティ」で設定した値を、コードから取得する必要に迫られたのですが、検索しようにもゼロからだと単語が一般的過ぎて、実際の設定アプリの操作方法ばかりが引っかかってしまい、目的の情報がうまいこと見つからず、結局自力で辿り着いた案件がありましたので、効果のほどは不確かながら、検索エンジン対策としていちおう記事にして放流しておきます。
どなたかのお役に立ちましたら。
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UIAccessibility
iOS 設定アプリの「一般(General)」>「アクセシビリティ(Accessibility)」で設定した値をコードから取得するには、「UIAccessibility.h」を参照すると、ほぼ網羅されています。
File メニューの「Open Quickly...」 や、コードを右クリックして「Jump to Definition」から開くと手っ取り早いでしょう。
Swift も Objective-C も同じですが、Swift の場合は Objective-C のヘッダを無理やり開いても見辛いだけなので、素直に「UIAccessibility」を開きましょう。
具体的には、例えば以下のような感じ。
- UIAccessibilityIsBoldTextEnabled() - 「文字を太くする(Bold Text)」のオン・オフ
- UIAccessibilityIsAssistiveTouchRunning() - 「AssistiveTouch」のオン・オフ
- UIAccessibilityIsShakeToUndoEnabled() - 「シェイクで取り消し(Shake to Undo)」のオン・オフ
これらを呼び出すだけで、設定値を取得できます。
その他の function については、「UIAccessibility.h」か、本家の「UIKit Functions」を参照してください。
おわりに
iOS のシステム設定値を取得しようとすると、機能毎にあちこちに散らばってるので探すのが面倒臭いですよね。